豪小売売上高、5月は前月比0.2%増と低調 8日の利下げほぼ確実視

オーストラリア統計局が2日発表した5月の小売売上高は市場予想を下回る伸びにとどまり、早ければ来週にも追加利下げが実施される可能性が示された。シドニーの衣料品店の資料写真。2018年2月撮影(2025年 ロイター/Daniel Munoz)
Stella Qiu
[シドニー 2日 ロイター ] - オーストラリア統計局が2日発表した5月の小売売上高は市場予想を下回る伸びにとどまり、早ければ来週にも豪準備銀行(中央銀行)の追加利下げが実施される可能性が示された。
前月比は0.2%増の373億豪ドル(245億米ドル)で、市場予想の0.4%増を下回り、4カ月連続で低調となった。4月は横ばいだった。
前年比では3.3%増加。4月の3.8%増から減速し、前年比として昨年11月以来の低い伸びとなった。
投資家は現在、8日に豪中銀が0.25%の利下げを行う確率を96%と見ている。
ANZは次回の利下げ予想を8月から7月に前倒し。これで豪4大銀行全てが来週の利下げを見込んでいることになる。
ANZのオーストラリア経済担当責任者アダム・ボイトン氏は「比較的短期間での75ベーシスポイント(bp)利下げは望ましいとされる水準を少し上回る需要を喚起するリスクはあるが、最近の小売業の軟調さを背景に、消費者需要が高まるのを長く待つよりもリスクは低いと見られる可能性が高い」と述べた。
中銀は2月以降2回にわたり利下げを実施。しかし、消費者の根強い節約志向と政府支出の停滞で第1・四半期の経済成長はほぼ横ばいとなった。
オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアの経済調査・国際貿易責任者、ハリー・マーフィー・クルーズ氏は「家計が支出を増やすにはさらに理由が必要になるだろう。多くの家計は先の利下げで浮いた資金を貯蓄に回している」とし、今回の指標は来週の中銀会合で追加利下げが決定される前触れだと述べた。
食品は前月比で0.4%減少し、今年初の減少となった。一方、カフェやレストランでの支出は横ばい。前月に大幅減だった衣料品と百貨店支出はそれぞれ2.9%と2.6%増加した。
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