最新記事
野生動物

「まだついてくる...」巨大グマに遭遇し、執拗に追われる登山者 「走っちゃダメだ」と言い聞かせる実況動画にネット震撼

Hiker Takes Trail up Rocky Mountains—Then a Grizzly Bear Follows

2025年5月21日(水)19時10分
スー・キム
ハイイログマ

(写真はイメージです) Dennis Stogsdill-Shutterstock

<カナダのバンフ国立公園でハイカーが記録した恐怖映像がTikTok上で話題に>

カナダでハイカーがハイイログマ(グリズリー:ヒグマの一亜種)と遭遇し、その緊迫の瞬間を収めた動画がTikTok上で話題となっている。

【動画】「まだついてくる...」山道で巨大グマに遭遇し、距離を徐々に詰められるハイカーの実況動画にネット震撼

@izzybob209が5月9日に投稿したこの映像は、21日の時点で210万以上の「いいね」を獲得。アルバータ州のカナディアン・ロッキーにあるバンフ国立公園の山道で、ハイカーを追跡する巨大なクマの姿が映っている。

撮影者が後ろを振り返ると少し離れたところにクマがいて、一定のペースで同じ方向へと歩いていることが分かる。

クマとの距離が次第に縮まるも、撮影者は「まだついてきている」と冷静に状況を説明し続ける。

「落ち着かないといけないし、走っちゃダメだ...(クマよけの)ペッパースプレーの準備はできてる」

クマは攻撃的なそぶりを見せることなく、一定のペースで歩き続けたところで映像は途切れる。

投稿のキャプションには「バンフの登山道をハイキングしてたら、こいつがこっちに向かって歩いてきた」と記されており、「5分くらい後ろをついてきたけど、小川のところで止まった」と続いている。

@izzybob209はその後のコメントでこう説明している。

「ハイイログマに遭遇するのは初めてだったからかなり警戒した。でも彼はただ水を飲みに行きたかっただけで、たまたま私がその進路上にいたみたいだ」

テクノロジー
「誰もが虜になる」爽快体験...次世代エアモビリティが起こす「空の移動革命」の無限の可能性
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:米輸入企業、「保税倉庫」確保に奔走 トラ

ワールド

ロシア、捕虜交換完了後に和平案を提示する用意=外相

ワールド

トランプ氏、日鉄のUSスチール買収承認の意向 「計

ワールド

アングル:AIで信号サイクル最適化、ブエノスアイレ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:関税の歴史学
特集:関税の歴史学
2025年5月27日号(5/20発売)

アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応。歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非礼すぎる」行為の映像...「誰だって怒る」と批判の声
  • 2
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンランドがトランプに浴びせた「冷や水」
  • 3
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友情」のかたちとは?
  • 4
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 5
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 6
    【クイズ】PCやスマホに不可欠...「リチウム」の埋蔵…
  • 7
    備蓄米を放出しても「コメの値段は下がらない」 国内…
  • 8
    空と海から「挟み撃ち」の瞬間...ウクライナが黒海の…
  • 9
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワ…
  • 10
    トランプは日本を簡単な交渉相手だと思っているが...…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 3
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 4
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山…
  • 5
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 7
    「空腹」こそが「未来の医療」になる時代へ...「ファ…
  • 8
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 9
    人間に近い汎用人工知能(AGI)で中国は米国を既に抜…
  • 10
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

OSZAR »